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2024.07.08
豆知識・コラム

自分に合う補聴器の種類は? - 特徴と選び方について

補聴器には実にさまざまな種類があります。そのため、数ある補聴器の中から自分にぴったりと合う補聴器を見つけることが大切です。
このブログ記事では、補聴器の種類や特徴、選び方について、詳しくご紹介いたします。

補聴器の形状(耳あな型・耳かけ型・ポケット型)とは?

補聴器の形状には、大きく分けて、耳あな型・耳かけ型・ポケット型の3種類があります。

耳あな型

耳あな型は、その名前の通り、耳あなに入れるタイプの補聴器です。
耳あな型を利用する場合は、耳の穴の型を取り、自分の耳の穴にぴったりと合う補聴器をオーダーメイドで製作することができます。
特徴として、サイズが小さかったり、見た目にはイヤホンのように見えたりするので、補聴器をつけているとは一見わからないという点が挙げられます。

耳かけ型

耳かけ型は、本体は耳の後ろにかけて使用するタイプの補聴器です。
本体から音が出る従来型と、外耳道の中にレシーバー(音が出るスピーカ―)を配置するRIC型があります。
種類が豊富で、大きくて扱いやすいものや、超小型タイプもあります。

ポケット型

ポケット型は、耳あな型や耳かけ型とは異なり、イヤホンをコードにつないで使用するタイプの補聴器です。
ポケット型の補聴器の場合、補聴器の本体はポケットに入れて使用します。操作が簡単で、扱いやすいです。
ただし、本体とイヤホンがコードでつながっているタイプなので、コードが邪魔になってしまうことがあるので注意が必要です。

このように、補聴器にはさまざまなタイプがあり、特徴が異なります。
耳のきこえ度合いやデザイン性などを加味して、どのような補聴器を選択するのがベストであるかを考えて、選ぶとよいでしょう。

使用する電池の違いとは?

補聴器には、電池式と充電式があります。
充電式の補聴器は充電をすれば使用できるので使いやすいというメリットが、電池式の補聴器はコストがかからないというメリットがあります。
ただし、電池式の場合、小さな電池を使用するため、扱いづらいといったデメリットもあるので、充電式と電池式のどちらが使用しやすいかをよく考えて購入することが大切です。

両耳装用が良い?クロス補聴器について

両耳装用の補聴器は雑音が多い場所でもバランスよく聞こえたり、きこえづらい側から話しかけられても気が付けたりするというメリットがあります。
疑似的に両耳で聴取出来るクロス補聴器を使用することで、きこえる範囲が広がり、生活の質を上げられるといえます。

まとめ

補聴器の種類や特徴を知ることで、自分に合った補聴器を選べます。きこえの度合いやデザイン性、扱いやすさなど、すべてを考えた上で、補聴器を選ぶことで、補聴器を身に着けるようになってからの快適さが違ってくるでしょう。
補聴器選びをするときには、ベスト補聴器センターに在籍している認定補聴器技能者が親身になってお手伝いさせていただきます。

補聴器選びのポイントについてはこちらから